花月園前風ミニジオラマの制作(8) ベースの塗装

隙間や傾斜をつける部分に紙粘土を付けていきます。100円ショップで売られているものを使いました。白だけでなく様々な色付き紙粘土が売られているので、情景に合わせて選べて便利ですね。
乾燥するとかなり引けるので、多めに盛る部分は乾燥させながら少しずつ足していきます。

紙粘土が乾いたら下地を塗っていきます。今回は都会的なジオラマですので、「リキテックス カラージェッソ ニュートラルグレー」を使用。
筆を水で濡らし、容器から直接塗っていきます。塗料の伸びがよくとても塗りやすいです。専用の溶剤も必要なく、においの心配もなくお気に入りです。
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そしてこっそり上下線路間にプラ棒で制作したキロポストも設置。数字部分はGMの車両マークインレタから拝借。

アスファルト部分はアクリル絵の具で青みがかったダークグレーを塗ります。平筆を使うと境目もくっきりと塗りやすいです。

バラストを撒きます。京急の線路は茶色っぽくなっているイメージなので、KATOのグレー系のバラストに茶系のアクリル絵の具で着色したものを撒きます。もう少し明るい方がそれらしくなったですね。
ちなみにバラストは個人的にはKATO製のものが細かめで好みです。
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枕木が隠れないようにするのと線路間は少し盛り上げていくことに気をつけて撒きました。まずは筆で全体に均し、楊枝で微調整。薄めた木工用ボンドを垂らして固めていきました。

次にアスファルト部分に停止線等の白線を引いていきます。

マスキングテープで養生し、タミヤエナメルのフラットホワイトで塗装しました。マスキングテープを剥がすときにぺりっといってしまったので、アスファルト部を修正しています。
修正色が元の色と違ってしまったため、目立ちます。しかし鉄道模型の場合、車両以外の情景は雑味があった方がリアルなので、却って雰囲気が出て良かったです。(と言い聞かせています)

(でもでも、実際街中を歩いて観察してみると、土木系の工作物って結構ざっくりと作られていたり、補修されている気がするのですよね)
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